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南アルプス山系は標高3,193mの北岳を筆頭に、間ノ岳、仙丈ケ岳など南アルプス北部の3,000m級の高峰、名峰が連なります。また北岳の固有種であるキタダケソウをはじめ豊富な高山植物やライチョウなど貴重な自然が残っています。
その南アルプス山系のふもとをながれる3つの水系沿いにさくらんぼ農園の点在する南アルプス市が広がっています。
南アルプス市は人口72,055人 総務省統計局 / 国勢調査(2005年)、県庁から8kmほど西側に位置し、甲府市のベッドタウンとして、近年人口が増え続けている住みやすいとろこです。
ここは南アルプス山系が有名ですが、サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、りんごといった果樹栽培がこの地を印象づけるもうひとつの顔となっています。
四方に富士山・南アルプス・八ヶ岳・秩父山系など山々を一望にすることができる景観を持ち、櫛形山は山頂付近に東洋一の規模といわれるアヤメ群落が自生することで有名な自然に恵まれた地です。
歴史的には古代に官牧があり、甲斐源氏の勢力基盤でもありました。中世には庄園化し、巨麻郡加賀美庄に拠った加賀美遠光や、その子小笠原長清らの一族が居を構えた源氏ゆかりの地です。
遠光は源頼朝の重臣として仕え、その館跡は加賀美の法善寺、長清の館跡は市立小笠原小学校の敷地となっています。後に奥州の大名となる南部氏の祖南部光行も遠光の子であるほか、源頼朝武芸の師範をしたという遠光の流れが、かの有名な小笠原流礼法や小笠原流流鏑馬につながっています。
そして武田信虎の妻で武田信玄の生母・大井夫人も南アルプス市の出身でした。
山梨は、ぶどう、ももの生産量は日本一です。冬は盆地特有の厳しい寒さとなり、夏は連日猛暑日を記録するほどの寒暖差があります。この厳しい気候条件が、フルーツの栽培には適していて、山すその扇状地に、太陽の陽射しがたっぷりふりそそぎ、春を迎えたさくらんぼ園は白いかわいい花をいっぱい咲かせます。
一般的にさくらんぼは東北の産物と考えますが、実は東京のすぐ隣のここ「山梨」も、日本のさくらんぼ生産量第3位を誇る、さくらんぼ王国です。
日本列島のほぼ真ん中に位置する山梨は、さくらんぼ栽培の南限。初夏だけの味わい、ルビー色の愛くるしい果実を全国に先駆けて出荷しています。