色付が休業日となります。
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さくらんぼはとても手間のかかるデリケートなくだものです。そして人件費がかかることがさくらんぼの値段が高い理由でもあります。
さくらんぼは同じ種類だけでは交配ができず実がなりません、しかし違う種類ならばなんでもいいわけではないため、種類ごとにいくつかのグループに分けます。そして確実に交配する組み合わせをそれぞれの開花時期を考慮して決めていきます。
さくらんぼは、デリケートなので作業の大半は人の手作業で行わなければなりません。一本の木に5,000個から10,000個の実がなりますが、実割れを起こす原因である雨や、さくらんぼの大敵の鳥や病気から一粒一粒守って育てていきます。
「箱入り娘」とはよく言ったものですね、まさにさくらんぼです。
さくらんぼは昭和50年代までは、加工向けの生産がほとんどであり、一部生食用として栽培されているに過ぎませんでした。それも梅雨時の雨は避けられないため、赤く熟す前の「黄色いさくらんぼ」を収穫していました。
昭和60年代から、パイプハウスの屋根部分にビニールを被覆する「雨除けハウス」が普及すると、完全に熟すまで収穫期が延ばせるため、いまのような真っ赤で美味しい食味が出せるようになりました。
さくらんぼは明治の初めころにヨーロッパやアメリカから導入され、全国に苗木が配布されました。気候条件と栽培に手間がかかることから、全国的に栽培するほどは広がらず、限られた地で栽培されてるに過ぎません。その選ばれた地で、おいしいさくらんぼを育てるために、以下の作業を行っています。
このようにさくらんぼは一粒一粒ていねいに育てる必要があります。そして味わえるのは、初夏のたった1週間だけです。
大事に育て上げたの赤い宝石を、旬の時期に是非ご賞味下さい。